長きに渡り、デザインとスポーツという2つの異なる分野において教育に携わっています。
単なる技術の伝達にとどまらず、学んだ知識や技術をどのように実践し、自分や他者をより豊かにするためにどうしていくべきかという視点に対し、思考やメンタル面からのアプローチを大切にしています。

デザインにおいては、20年以上外部講師として教鞭をとっています。単に基本的なデザインテクニックやツールの使用方法を教えるだけでなく、クリエイティブな思考のプロセスやデザインの意図や目的、そしてデザインが持つ社会的な影響についても生徒たちに理解を深める機会を提供しています。
デザインは単なる美的な要素だけでなく、問題解決やコミュニケーションの手段としても重要であると捉え、学ぶことで個々の視点やアイデンティティを豊かにし、社会に貢献できる力を養っています。

スポーツにおいては、サッカーを専門に35年以上指導に携わっています。2種から4種まで幅広い世代の指導経験があり、日本サッカー協会認定の公式指導員でもあります。実践スキルの維持向上のため、自身もシニアプレーヤーとして現役でプレーしています。そして、スポーツは勝敗だけでなく、協力、リーダーシップ、挑戦の精神などを学ぶ場でもあると考え、選手たちが自分を超え、困難に立ち向かいながら成長するためのスポーツの力を引き出すことが、私の教育の目標の一つです。

総じて、私は単なる教育者としてだけでなく、生徒たちがより深いレベルで学び、考え、発展する手助けをすることを重視しています。
技術や知識の習得だけでなく、個人の成長や社会への貢献に焦点を当て、総合的な学びを提供しています。